鶴の舞橋(三連太鼓橋)
鶴の舞橋は通称、津軽富士見湖と呼ばれている廻堰大溜池に架かる橋名です。津軽富士を西に控え風光明媚な所です。橋は木造三連太鼓橋として日本一の長さを誇っています。橋を目前にした好立地な温泉施設もあり、周辺には「鶴の里ふるさと館」などの古民家を利用した歴史館もあり楽しめます。春には桜も綺麗です。(ふるさと館は冬季休業)
※以下は鶴田町のホームページから引用したものを記載しています。
廻堰大溜池の沿革
橋の長さ長さ:300m 幅:3m、橋脚直径30cm(樹齢150年以上を700本)
使用材料:青森県産「ひば」1等材、丸太3千本、板材3千枚(4LDKだと約30棟)
総工事費:2億6千万円
古記によると、このため池は岩木山を水源とする白狐沢からの自然流水による貯水池であったものを万治3年3月(西暦1660年)に四代藩主津軽信政公が、樋口権右衛門を廻堰大堤奉行に任命し、柏村地方の用水補給のための堤防を築き用水池にしたものと記録されています。
その後、豪雨、融雪と自然災害により元禄、寛政、文政、明治、大正と堤防が決壊し、そのたびに大修理が加えられ関係者の苦難がそそがれてきました。
しかし、この長期にわたる努力と地域住民の献身的な働きかけにより昭和16年から県営事業として築堤工事に着手しその後国営工事に切替られ、総工事費約4億円を投じて昭和35年に現在の堤防が完成されました。
春の増水期には1,100万トン(かんがい面積393ヘクタール)の貯水量を有し、このうち木造新田地方の補給用水として566万トン(補給面積5,500ヘクタール)をかかえ、水深約7m、満水面積281.28ヘクタールと県内でも人造湖としては最も大きな貯水湖であり西津軽一円の農業にとって欠くことのできない重要な役割を果たしています。
また、このため池の特徴として周囲11kmのうち堤の延長4,178.44m、堤高7.08mは他に例がなく、ことに堤長に関しては日本一である。
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